ポールが来日。
公演、明日が最終日ですね。
今回は行けませんでした。
そのかわりCafeTEMOではポールのアメリカライブCDの
「GOOD EVENING NEW YORK CITY」がずっと掛かっています。
このアルバムは前回の来日公演に近い感じで好きです。
そう、前回は東京ドームに行きました。
もう11年も前なんですね…
ポールが元気で、声の張りも有りバンドもテクニック抜群でノリノリ。
最高でした。
1966年のビートルズ日本公演の時はまだビートルズを知らず、
九州の片田舎の小学生にはその意味も解りませんでした。
「兄の同級生が見に行ったらしい」とか
「あんな髪を伸ばした不良が…」というのが世の大人たちの反応だったようなイメージです。
後に「音楽はビートルズだけでいい。他は要らない」なんて思う頃には、
「もう少し早く生まれたかった。武道館に行きたかったなあ」となるんですけど。
これが前回の東京ドーム公演の時に持って行った双眼鏡。Nikon 8x20HGです。
チケットが取れてから買いに行ったと思います。
座席は上の方の遠い位置。
絶対にしっかりと見たい。目に焼き付けたい。との思いで。
ヨドバシカメラでいろんなものを試し、
最後にツァイスとこれで悩み、
周辺までキッチリ見えるニコンにしたのを覚えています。
当時のNikonの最上位機種。 の一番小さくリーズナブルなヤツ。
肉眼でポツッと見える“あの”ビートルズの“あの”ポール・マッカートニーが目の前です。
生きてる間にこんなことが起こるなんて。
同じ空間にいる。
肉眼で(ビデオじゃなく!)見て、肉声を聞いているんだ…
なんて幸せなことだろう…
と、、、少し涙も出ていたかも知れません。
その後、この双眼鏡は旅行、山登り、美術館など何か見るものが有る時は必ず持って行きます。
いろんなものを一緒に見てきた“バディ”です。
海に行くときも必需品です。
潮とか砂が掛かっても安心です。丸洗いできますから。
本革ケースを「厳島神社」で無くしてからはこのカメラケースが活躍。クッションが有り安心です。
今でも「ポールを東京ドームで見たよ」と少し自慢です。
2002年11月。 あの時の演奏は最高でした。
それもあって、今回は行きませんでした。