宙<ソラ>はいつでもぼくらを包んでくれる


夏の夜。
ちょっとしたことがあり家を飛び出した。
静かな田舎の道を海に向かって歩く。
堤防に腰をおろした。
見上げると、降ってくるような星空だった。
堤防のふちに寝そべり、全身で星の光を浴びた。
それがぼくの宙<ソラ>との出逢いだった。

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