最近「観測史上最高」という言葉をよく聞きます。
今日もまだ九州では「いままでに経験したことのない」雨が降っているのでしょうか?
テレビは土曜日のお気楽モードなので気になるニュースはやっていません。
とっくにテレビは時代遅れだと思っていますが、やっぱり見てしまいます。
今住んでいる処からは山は見えないのですが、
いなかに住んでいたころはいつも山を見ていたような気がします。
矢筈山と紫尾山というふたつの山が見えていました。
山を見るというか空を見るというか「ああ、今日も見えてるな」という感じ。
見るともなく見て、あしたの天気を予想したり。
そうすると山が笑っているように感じる時があったり、
空が怒っているように感じる時もあります。
台風の前などは、空はもうそれはただならぬ雰囲気です。
なにかとっても急いでいる感じで、とても話しかける雰囲気ではありません。
雲も急かされてどんどん走っています。
空に住んでる鳥たちもあたふたしています。
地上の人間たちにもその気分は伝染して、特に大人たちは忙しそうでした。
今回の豪雨はだれが何に怒っていたのでしょうか。
身に覚えのない人間はただただ怖れ祈るだけです。