「カリフラワーとブロッコリーって同じものらしいですよね」。
先日、軽はずみにお客さまに言ってしまったわたし。
あとになって、その言い方が正しくない気がして調べてみました。
ブロッコリーもカリフラワーも
ともにアブラナ科の植物でキャベツの変種だという意味では
とても近縁で、姉妹のような関係のようです。
ブロッコリーは茎や芽を意味するイタリア語らしく
いっぽうのカリフラワーはキャベツ類の花を意味するようですね。
またまたWikipediaなので、くわしくは直接ご参照ください。
というわけで、正しくは
「カリフラワーとブロッコリーは同じものではない」です。
でも「同族でかなり近縁のもの」ということになります。
考えてみれば、見た目も違うし、当然といえば当然のこと。
花を食べるか芽を食べるかはちがいますし、ね。
ほか、カリフラワーは青汁とかに使われている
ケールからの突然変異でできたものらしいことも知りました。
また、もともとは両者の明確な区別はなく
19世紀に入って世界各地で栽培・改良されるなどして
独立した品種になっていったのだとか。
白アスパラとグリーンアスパラの関係よりは遠いもののようですが
カリフラワーは白アスパラと同じく大きな葉っぱに覆われているので白いそうです。
まちがってあやふやなお話をしてしまったお客さま、申し訳ありません!
ニンジンとカリフラワーの自家製ピクルスができました。
カリフラワーの茎を切ったら春キャベツの香りがしました。