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cafe TEMOは今日も一日、ステキなお客さまをお迎えして過ごしました。
ところで皆さん、ピアノの中ってどうなってるか、ご存知ですか?
今日はTEMOづくりで延び延びになっていた娘のピアノの調律の日でした。
熊本からわが家にやってきた6年前からずっと、
うちのピアノは鈴木さんというヤマテピアノの若い男性調律士さんに見ていただいています。
鈴木さんはピアノに向かうとボロロロロ~ン!とすばらしい音色で調子を見た後、
いとも簡単にピアノをあけ、一音ずつ調整してくださいます。
はじめてピアノの解体?と中身をみたときは感動しました。
だって均整のとれた中身はとっても重厚で美しく、おごそか。
覆い隠しているのがもったいないほどきれいだったのですもの。
鈴木さんはおよそ1時間ほどで調律を終え
(トラブルが発生しているとこの時間はずっと長くなります)
「前回と比べると弾きこみが少ないようですね。まったく弾いてないわけではないのですが…」
とひと言おっしゃいました。
そうなんです。
9月には発表会もあるというのに、
娘は最近、8月後半にやる舞台の稽古で忙しく、
ピアノを弾くことは弾いてますが練習時間が短いはず。
でも、ピアノの具合を見ただけでそんなことまでわかるなんて!
まるでピアノとお話でもしたかのようです。
あぁ、ふだんはほこりまみれなこともお見通しなのかも(恥)。
いつもはわたしたちには触られもしないピアノも
調律の日だけはまわりをきれいにしてもらえ、
調律を終えたあとは、そっと胸を張り、
ちょっとだけ輝いて、「ここにいるよ!」とささやいているような気さえします。
一時はTEMOに置くことも考えたこのピアノ。
いまのところピアノのお稽古をやめる気配のない娘と
ピアノを置くスペースが確保できなかったTEMOの都合で
またしばらくは、娘に弾いてもらえるためのピアノでいてくださいね。
よろしくお願いします。