「テモってどういう意味ですか?」というのは
わたしたちがもっともよく聞かれる質問です。
HPのトップページに書いたとおり
TEMOという店名はおばあちゃんの名前からいただきました。
九州生まれのわたしたちにはなじみのある
「♪おてもや~ん あんたこのごろ~♪のテモですよ」といってみるのですが
じつはこの曲、関東ではまったくメジャーではないようなのです。
そんな折、こんな曲のタイトルを見つけました。
「Temo Finala- Nokto de la Galaksia Fervojo」は
細野晴臣さんが作曲された宮澤賢治の名作『銀河鉄道の夜』の
アニメ映画のサウンドトラックにあるエンド・テーマ。
Nokto de la Galaksia Fervojo=銀河鉄道の夜 なので
この曲名から想像するにTEMOはどうやらテーマという意味のようです。
そこで、大辞林でテーマの意味を調べてみると
テーマ(Thema)ドイツ語
1・創作や議論の根本的意図・題目・中心課題など。主題。
2・〔専門〕 言
〔補説〕機能主義言語学の文法理論の用語。
文の中で伝達の対象を表し、既知ないし所与の情報を含む部分。
レーマに対していう。
「象は鼻が長い」の「象においては」という意味の「象は」の部分がテーマとされ、
「鼻が長い」の部分はレーマとされる。主題。
とのこと。(グリーンの文字は大辞林より引用部分)
テーマが主題で、その対語はレーマというのですね。
ちなみにこの曲、東洋と西洋が入り混じったような、あるいは異次元、異空間にいるような
銀河鉄道の夜にぴったりの、きれいな夜の星空を感じられるようなステキな曲。
機会がありましたら、どうぞ、いちど聴いてみてください。
cafe TEMO、明日15日は仕事の都合でお休みさせていただきます。
またのお越しを楽しみにお待ちしております。