夏の大三角の三態


とうとう関東地方も梅雨入りしました。
例年より随分早いです。
しばらく、天文ファンにはストレスが貯まる夜が続きます。
たとえば、何年あるいは何十年に一回の天文ショーがこの時期と重なると…
そんな梅雨のうっとうしい季節は双眼鏡などの光学機器にも大敵ですね。
使えない上に高温多湿。イコール カビの季節です。
大切な双眼鏡や望遠鏡、箱に入れてしまいこんでいませんか?
さらに大切に押し入れの奥に入れてませんか?
レンズ物は使うのが一番ですが、しばらく使わないときは保管にご注意。
双眼鏡やカメラのレンズは防湿庫に保管がベストですね。
それができなくてもプラスチックの密閉ケースに乾燥剤とともに入れておけばOK。
その際、湿度計を一緒に入れておくとさらに目に見えるので安心ですね。
密閉できるプラスティックケースも無いときはジップロックで代用できます。
そんな鬱陶しい梅雨ですが、晴れ間があったので庭からデジカメで固定撮影。
IMG_2678
EOS40D、ISO1600、F5.6、5秒ぐらい
「夏の大三角形」が解るでしょうか?
時刻は0時前後。5月31日から6月1日になる頃です。
この時刻になると宙の時間は夏ですね。
IMG_2665
こちらはカメラのピントを若干手前にした写真です。
三角形がよりわかりやすいと思います。
星景写真と言われるジャンルが最近人気です。
☆と地上の景色を一緒に写した写真ですが、季節感や気持ちなどが表現できます。
ちょっとした詩的な写真が多くて好きです。
私の写真などスナップの域を出ませんが…
IMG_2714
そうこうするうちに月が昇ってきました。月と大三角の共演、見えますか?
固定撮影の短時間露光ということで、天の川は写りませんでした。
コンパクトな赤道儀が欲しいですね。
川崎市内でどれだけ写るのか…試してみたいです。
最近はポケットに入るような物も有り、密かな大ヒット(?)のようです。

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