♪チャン・チャ・チャ・チャ~ン・チャン♪
昭和のころ、小学生だったわたしは
夏休みになるとラヂオ体操のカードを持って
朝早く、町内会別に広場などに集まり
NHKのラヂオ放送に合わせてラヂオ体操をしていました。
ラヂオ体操が終わると上級生にカードにハンコを押してもらいます。
今と違って夏休みは40日間しっかりとあり、
お盆とか以外は一日もかかさず8月31日までやってました。
ハンコを打てる学年になったときはすごく偉くなった気がしたものです。
学校でも集会のときにはかならずラヂオ体操。
幼いころ貧血ぎみで今と変わらず朝が苦手だったため
そっちは暑い季節にはよく途中で保健室に行ってたなぁ。
放送されるラヂオ体操には
第1、第2、そしてスペシャルな第3というのがあって
夏休みには各都道府県のNHKが分担して
「おはようございます。今日は○○県○○市から~」と
放送が流れていたような。
「これってどことつながってるんだろう」なんて思いながら
空を見上げて体操してた幼い自分がちょっと懐かしいです。
あのころの空はいまよりずっと広かった。
そんなラヂオ体操はさりげなく80年の歴史を持つそうで
しかも、このたび70年ぶりに
『ラヂオ体操第4』なるものが登場したといいます。
そして、その体操が
「こんな体操無理~っ、ぜったい無理~~!」と
いわずにはいられないものだそうな。
そういわれると気になる、気になる!
インターネットで調べてみると…
ありました! 『ラヂオ体操第4』。
さっそく動画をクリックしてみると
おなじみの音楽が流れ
NHKのラヂオ体操テレビ版と同じく
3人の女性がスポーツウェアに身を包み、
1人は「椅子に座っていてもできますよ」と
着席しています。
最初は
「まぁ、深呼吸。これラヂオ体操の基本」
つぎは
「まぁまぁ、これ、第1の最初にある体操じゃない?」
「できるよ、これぐらい。なぁんだ?」
ところが
アナウンサー「では、つづいて身体を大きく反らせて~」
「ん、んん?」
「え”~! そ、そんなぁ。」
「なに、この中国雑技団的な技! 頭、前にでてるし~」
その後も三角頭立での足技が続き、
後半にはフィギュアスケートばりの足あげ。
「で、できるわけないじゃ~ん」
椅子に座っている人なんても~、ものすごい技です。
そしてラストは
アナウンサーが「3人で~」というのに合わせて
まんなかにある椅子に2人がエビぞリで足をのせ
うしろにいた1人がその椅子の背に・・・
ぎゃぁぁぁ~!
この、ありえない『ラヂオ体操第4』
最後の最後にこの謎を解くカギがでますので
どうぞ、お見逃しなく。
インターネット上だけの
まぼろしの???第4らしいです。