Au revoir! また お会いしましょう


 
cafeをはじめたせいでしょうか。
身の回りにいままでになかったできごとが起こります。
 
そのひとつがン数十年ぶりの友たちとの再会。
正確にいえば会ったわけではなく、声を聞いただけなのですが。
 
今年は夏に高校の同窓会が地元・福岡で催されました。
(わたしの通った福岡県立伝習館高校は父の母校でもあり
北原白秋も通った昔の藩校で福岡県柳川市というところにあります。
そういう縁もあり、同窓会は例年旧柳川藩主邸の「御花」で催されます)
オープンしてまだ数日しか経っていないころのこと。
同窓会の幹事長・アキノブくんから電話をいただきました。
「元気にしとるね~」というなにげない電話でしたが
なんだかとってもうれしいものでした。
カフェオープン後すぐだったこともあり、残念ながら
今回は参加できませんでしたが
同窓会どうだったのかな。みんなに会いたかったな。
 
その後しばらくしてからこんなこともありました。
高校のときにつきあっていたボーイフレンドから
いきなり携帯に連絡がありました。
「まだ、この電話通じるのかなと思って…」。
おそらく携帯を新しくしたかなにかなのでしょう。
さすがに高校以来ではなかったものの
「元気?どーしてる?」という
なつかしい声に、年月を感じるとともに
ちょっとだけウキウキした気分になりました。
ケイジくんこそどーしてるのかな。
 
そして5日の夜。
中学の親友・ミカからの電話!
すっかりごぶさたしていたのですが
声を聞くなりタイムトリップしてしまいました。
地元ですっかり若女将として活躍する彼女からの電話は
やはり同窓会の連絡でしたが、個人的にすごくうれしい電話でした。
ちなみに中学は大学の附属だったこともあって
けっこう団結?も強く、定期的に開かれる同窓会の出席率もいいようです。
わたしもお正月にはぜひ里帰りして、美香と積もる話をしたいです。
 
それに電話があったときはちょうど
ダンナさまの小学校のときからの友だちがいらっしゃっていて
テモ全体がなんだか不思議な空間になっていたのですよ。
 
そうそう、ちょうどオープンするころだったっけ。
忘れられないこんなこともあったんです。
パリでいっしょに暮らしたこともある
カナコから突然メールがきました。
「今度カフェをやるんだ」ってメール返して…。
カナとはESMOD JAPONという服飾専門学校の一期生仲間。
そのときの仲間はいまはほとんどつきあいがないのですが
先生も含め、わたしの人生で大きなウエイトを占めています。
新しく始まる学校ということもあり、社会人だった人や大学生も
多く、当時桑沢デザイン研究所の一年生だったわたしや
高校からストレートに入学したカナはひよっこ同士だったな。
あぁ、なつかしい。みんなどうしてる?
あのころのみんなに、
あのころ出会った人に会いたいな。
ほんとに会いたいな。
 
こんなことをダラダラを思い出して
ブログに書き綴っていること自体
本当に歳をとったと実感します。
でも、こうして連絡をもらって
いっぱい思い出をたどって
いろいろ思いをめぐらすのは
とってもとってもしあわせ!
 
歳をとるってステキですね。
 
わたしはフランス語の別れのあいさつ
Au revoir(オゥボーワール)という言葉が好きです。
人との別れはいつも
Au revoir!またお会いしましょう 
でいたいと思っています。
 
これからもTEMOを通じて
たくさんの出会いや再会がありますように!
 
Petit cour de francaise
フランスでは「さようなら」のことをAu revoirといいます。
revoirのreは「ふたたび」、voirは「見る、会う」という意味を持っていて
revoirには再会や思い出すという意味があります。
これに対して一生の別れ永別はAdieu。
dieuは神さまのことですから、言葉の違いは大きいですね。
 

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