ウチはCafe兼双眼鏡屋ですが、ネットショップもやっています。
双眼鏡屋ですが、天体望遠鏡も売っています。
そして、昨日からネットショップでも望遠鏡の販売をはじめました。
実際に商品を手にとって試せるのが当店の特徴ですが、インターネット上ではそうもいきません。
そこで苦労するのがどうしたらその物の良さをお客さまに伝えられるかです。
スコープテックの一番小さい望遠鏡セット「ラプトル50」です。良く見えます。
たとえばこの小さな望遠鏡。
写真を見て、8,980円(税・送料込)の値段を見て判断することになりますが
見え味は実際に使ってみないとわかりません。
「日本製です」とか「キッチリ作ってます」とか「Fが大きめです」とか…
正直もどかしいですね。
百聞は一見に如かず。と言ってしまえばそれでオシマイですし。
そこで、スペックを並べるわけですけど、それも(書かなくてはいけないんですけど…)
いっぱい書いてあると正直ウルサイとおもいます。
本当に難しいです。
同じくスコープテックの「ラプトル60」。これも良く見えます。16,980円(税・送料込)です。
こんなのが自分の子供時代に有ったら良かったなぁ…と思います。
そこで、「良く見えますよ」と言うことになるわけですね。
その言葉に嘘は無いんですけど、「良く」には個人差があるわけです。
「良く見えます」と言われた人がどのぐらい「良く」見えると思うのか
「思ってたより良く見えないじゃないか」
「思ってたより良く見えるわ」となるわけです。
さらに、21世紀になり宇宙にはハッブル望遠鏡、地上にはすばる望遠鏡。
アマチュア用にもコンピューター制御の望遠鏡が様々有り、パソコンソフトの発達と相まって
すばらしい写真を眼にすることも普通になりました。(天文ガイド、星ナビ等)
そんな眼の肥えた人が小さな望遠鏡を覗くと大抵ガッカリします。
記憶に素晴らしい写真のイメージが有るからガッカリします。
それでも、今まで望遠鏡で生の月や惑星などを見たことが無い人は
小さな望遠鏡でいいので自分の眼で見てみてください。
自分自身の目で見た、小さくしか見えないその太陽系の仲間がとても綺麗で、いとおしくなるはずです。