扱いやすさ、倍率と口径のバランス、細部まで「見え」の良さを徹底して追及した造りで好評のヒノデ6x30に新製品ができました。
しばらく前までは30ミリ口径の双眼鏡の定番は8倍でした。
N社もV社も8x30や8x32といったラインアップでした。
軍用では6x30は陸軍の標準とされています。
歩いて移動することが多くいので、重すぎず昼夜問わず使いやすい事が理由でしょうか?
一方、民生用ではより高倍率が求められた結果8倍となったのでしょう。
夜間の使用はあまり重要視されなかったのかも知れません。
結果、星見には8倍だと少し暗いと感じます。
そこに登場したのがヒノデの6x30でした。
それが思いのほか広く受け入れらました。大ヒットです。
そしてその後K社、V社が追随することになったのです。
上が6x30-B2下が新製品の6x30-B+(ビープラス)です。
外観はほとんど変わりません。
覗く方の左右の鏡筒をつなぐブリッジの部分に書かれている文字が違うだけです。
ビープラスには「Aspherical Lens」と表記があります。
接眼レンズに「非球面レンズ」が使われているのです。
高級カメラレンズに使われることでご存知の方も多いと思います。
視野周辺のゆがみを修正する目的で使われることが多く、
このビープラスでもよりスッキリとした見え味を実現しています。
ぜひCafe TEMOで実際に覗いてみてください。