今週末、お休みをいただいたTEMO。
もちろんいろんな用事がここに重なったためだったのですが・・・。
土曜日の朝、愛猫レオンが入院しました。
FUSという猫のおしっこが出ない病気の話です。
金曜日の夜。
カフェから戻るとレオンがしきりにトイレに行きます。
しかも、わたしにアピールするように。
「?」・・・「!?」・・・「!!!」
どうもおしっこが出てない。
おかしい。あきらかにおかしい。
休み前の大掃除を済ませてから帰ってきたダンナに
「レオンがもう5回もトイレに行ってるんだけど、おしっこがでてないの」と
話したのは夜中の12時すぎでした。
その後、トイレ以外の場所でもおしっこのポーズをとるものの、ポタリともせず。
しまいにはぐうぉぉん!と啼きだしたのです。
あせってインターネットで調べまくり、急を要するようだと判断して
レオンをいただいた動物病院に真夜中に電話しました。
問診のようなやりとりの後、
「夜中だし、診るだけで2万円になりますよ」といわれ、朝まで様子を見ることに。
それからしばらくは落ち着いていたようで
わたしもリビングでウトウトしたあと、ベッドに入ると
いつものようにいっしょに入ってきてくれたのですが・・・
夜が明ける5時ごろ。突然のすごい鳴き声で目をさましました。
急いで探すとベッドの下で長くなったまま、呻いているではありませんか!
それから抱きかかえてリビングに降りてから、病院の開く時間まで3時間ほど。
いや~、この時間が長かった。
「膀胱が破裂したらどうしよう!」「腎不全を起こしたらどうしよう!」
それでも、ありがたいことにレオンはぐったりもせず、体力もある様子。
で、病院に朝一番で駆け込んだというわけです。
診断は「尿閉」。
膀胱にできた砂のような石がつまって尿の出口がふさがってしまったようです。
これは猫に多い「泌尿器症候群=F.L.U.T.D」の悪化したもの。
猫はもともと砂漠の動物なので、尿道が短く、濃い尿を出すのだそうです。
で、尿がアルカリ性になるとマグネシウム・アンモニア・りん酸塩などで
結石(ストルバイト)もできやすく、その石がつまると尿閉を起こすのだそう。
加えてオス猫は尿道からおちんちんに向かうところが急に細くなっていて
つまりやすいのだとか。
病院に行ってまず、いままでの経過と症状を説明。
獣医師のお姉さんはわかっている様子でしたが
「あばれそうなので、麻酔をして処置しようと思います」といわれ、
麻酔のリスクに同意するサインをしていったん別れたのでした。
「入院はうまくいけば1週間、費用は7万円になります」
これが安いのか高いのか、わたしにはわかりません。
じつは11月にも血尿が出て受診していたので
そのときにこういう病気のことをしっていれば
こうなる前にしてあげられることがあっただろうに(涙)。
なにはともあれ、一命を取りとめた感のレオン。
面会は毎日OKなので、きのうも今日も行っているのですが
行くたびに「帰りたいよ~」と目で訴え、抱っこされようとヨタヨタし、
しまいには「なんで連れて帰らないんだよっ!」とスネスネ。
別れはとってもつらいのですが、会わずにはいられないですね。
さっき、わたしとは別に仕事から帰ってきてお見舞いに行ったダンナなんて
名前を呼んだとたんに「フーッ」と威嚇されたらしくビックリ。
麻酔がさめたばかりでフラフラのレオン。“むぞかぁ~”…(方言です)
というわけで、しばらくはお見舞い通い&猫のいないわが家です。